瓦屋根診断技士会の概要
平成7年1月17日未明、阪神淡路大震災の発生により建物全半壊201,000戸・犠牲者6,300人の大惨事と化し、当初は粘土瓦土葺の屋根荷重による原因と報道されましたが、其の後の学会建築専門家による調査の結果、築後40?50年の建物の構造上の加重計算や壁の長さ補強、筋交い等の不備、シロアリによる腐食、老朽などが根本原因と究明されました。そこでこの阪神淡路大震災の教訓を生かし、同じ条件にある古い住宅の占有者及び所有者の依頼により屋根診断を実施し、屋根の破損の度合い漏水落下の危険度などを点検し、その実態を報告して早めに手入れすることによって老化災害などが発生しないようお役に立つため、(社)全日本瓦工事業連盟認定屋根工事技士 及び、厚生労働省大臣認定 かわら葺き技能士 の両資格者に(社)全日本瓦工事業連盟の特別講習を受けた者が屋根診断士となり地域社会に貢献していきたいと思います。
全国に1,000名以上の有資格者がおり、県内においては28名が認定を受けそのうち21名で会を結成し現在活動しています。
名 称 |
・福井県屋根工事業協同組合 瓦屋根診断技士会 |
所在地 |
・910-0015 福井県福井市二の宮3丁目22-18 |
設 立 | ・平成10年 2月 3日 |
TELフリーダイヤル | ・0120-93-0767 |
TEL | ・0776-21-6471 |
会 員 | ・福井地区10名 奥越地区2名 坂井地区5名 丹南地区4名 嶺南地区2名 計23名 |